「あれ?去年だっけ?この学校来たの。」
沈黙を破ったのは笹原だった。
「うん。笹原はずっとこの学校だよね?」
「そうだよ。
いまさっきまで、お前のこと存在くらいしか
知らなかった…笑 傘、ありがとうね。」
「存在だけ?笑
あたしでさえ、笹原の名前と顔は知ってたよ!
あっあと、少女時代が好きなこと(笑)」
「そうそう、少女時代好き(笑)」
「良かった!合ってた!笑」
なんて話しをしてたら、笹原の最寄り駅に。
最寄り駅は離れてるけど、
意外と近くにお互いの家があったり…。
「今日ありがとーな!また明日!」
そういって笹原は電車を降りてった。