私の名前は大石紅葉。
音楽が好きな中学3年生。
最近驚くとかないんだよなぁ・・・と思う。
今日は委員会があって遅くなった。
一旦、忘れ物があることに気づき、教室にもどる。
いっそのこと、ここで宿題をおわらせちゃおう。
教室のドアをガラッと開ける。よし、人はいない。
書き始めると、だんだんまぶたが重くなってきた。
うっ、これはヤバいっー・・・
そのまま私は眠りについた。
・・・・・・どのくらいの時間がたった
だろうか。私は重いまぶたをゆっくり開けてみた。
隣に誰かいる・・・?
おそるおそる見てみると・・・
男であろうその人は絵を書いていた。
私はその絵を覗いてみた。
「かわいくて素敵ー・・・」
つい口走ってしまう程だった。
そんな絵を描いていた人は、ビクッと体を震わせた。
どうやら今気づいたみたいだな。遅いなあ。
「なっなな・・・なんでここにいるの!?」
天パ黒髪のホントに天然オーラだしてる彼は変な事を言い出した。
・・・っていうか、私寝てるの気づかないで描いてたの!?
でもなんか見たことある顔立ち。あぁ、うちのニャンコに似てる!
まあそれはおいといてー・・・
「ねえ、何年何組?」3年生だから敬語はいらないはずだ。
「えっ・・・?ここ・・・」
ここ?3年C組ということは私のクラスということ・・・??
「えええっ!?」ものすごい・・・
驚いた。