俺は泣いた。いつもは泣かないのに、泣いた。

その間、ずっと彼女は見守ってくれた。

俺の初恋は彼女に見守られながら、幕を閉じた・・・。


ー次の日ー

「おはよっ!!渡部君。よく寝れた?」

「あぁ。おかげさまでよく寝れたよ。」

「そっか!!良かった。」

何か癒される。

橋本さんの笑顔が無かったら今頃きっとボロボロだ。

「ありがとう。」

俺は、今できる満面の笑みを浮かべた。