ついにやってきた、文化祭。

わたし、橋野萌花は超緊張しています。

だって、人前で歌うとか恥ずかしい・・・。

すると、クラスの男子が・・・

「橋野さん!!大変です!!ソロで歌うはずだった矢島さんが、熱で学校来れなくなったそうです。」

「本当!?困ったわね・・・。わたし達のクラス、合唱部矢島さんしかいないのに・・・。」

「どうした、萌花?」

「あ、望霧!!実はね・・・。」

わたしは望霧に話した。

「ふーん。だったら・・・

 こいつにして。」

そう言って指差したのは・・・

「わ、わたし!?」

鈴木希夢さんだった。