だが、俺達の班は海水浴は少しだけお預けとなってしまった。俺達はこれから、凪沙と面会するのだ。
「あの、ご用件は?」
受付に呼び止められた。
「えー、こちらに早乙女凪沙という人が入院しているはずなんですが、面会は出来ませんか?」
「少々お待ち下さい。」
三ツ国先生が言うと、受付の人は確認をとり始めた。