「竜之亮くん。」
千華が言う。
「何?」
「アタシの悩み、聞いてもらって…いい?」
「うん。どうした?」
千華が悩みごとなんて、珍しい。
「実はアタシね、夜の7時からの記憶しかないんだ…。」
「7時から…?」
俺は、千華が冗談で言っているのだと思った。だが、千華の眼は真剣そのものだった。
千華が言う。
「何?」
「アタシの悩み、聞いてもらって…いい?」
「うん。どうした?」
千華が悩みごとなんて、珍しい。
「実はアタシね、夜の7時からの記憶しかないんだ…。」
「7時から…?」
俺は、千華が冗談で言っているのだと思った。だが、千華の眼は真剣そのものだった。