「ごめん、凪沙。呼び出したのに遅れちゃって。」
「いえ、全然。」
午後7時前。次の集合まであと30分はある。俺は凪沙を人目のつかない2階の非常口裏に呼び出した。
「あ…申し訳ないんですけど、お手洗いに行ってきてもよろしいですか?」
「うん。全然いいよ。」
「すぐ戻りますね。」
そう言って凪沙はトイレに向かった。本当は行かせたくは無かった。だが、それでは凪沙が可哀想だ。
「いえ、全然。」
午後7時前。次の集合まであと30分はある。俺は凪沙を人目のつかない2階の非常口裏に呼び出した。
「あ…申し訳ないんですけど、お手洗いに行ってきてもよろしいですか?」
「うん。全然いいよ。」
「すぐ戻りますね。」
そう言って凪沙はトイレに向かった。本当は行かせたくは無かった。だが、それでは凪沙が可哀想だ。