「たまいれじけん」の時の公園に行くと、七尾さんがいた。
「お待ちしておりました。」
「それで…何ですか、話って?」
「実は…直木様、あなたの幼なじみの方について、お話ししたいことが。」
「幼なじみ…千華…天津加ですか?」
「ええ。」
「どうかしたんですか?」
七尾さんは大きく息を吸って、言った。
「実は…あの方は…。」