「凪沙…。」
俺は驚いていたが、本当は嬉しかった。
「それより、証拠ってどこですか?私、それを見るために来…。」
言い終わるか言い終わらないか、その微妙なラインで、凪沙が倒れた。
「凪沙!?」
俺は凪沙を介抱しつつ、手の中のビデオカメラを起動させた。