メニューには、美味しそうな料理の写真がズラリ。どれがいいか、迷ってしまう。
「決まった?」
「実はまだなんだよな、俺。直樹は?」
「僕はとりあえず、ごま団子かな。オススメみたいだし。」
「ん?オススメ?」
直樹がメニューを指差す。ごま団子の載っているページを開くと、そこにはごま団子の写真と、ピンク色のペンで書かれた「オススメ!」という文字があった。
俺は店員を呼んだ。