あ。
そういえばボクのこと、まだキミに言っていなかったよね。
ボクはね――。
ボクに名前なんてないんだ。
みんなからは死神少年って呼ばれているから、それが名前ってことでいいんじゃないかな?
え?
ボクが死神なのかって?
うん!ボクは死神!
――今までたっくさんの人間を殺してきた、死神だよ。
うーん……まぁ、ボクが何者だとか、そういう話は別にいっか?
興味ないよね。
じゃあ、言うよ?
言うからね?
ちゃんと聞いててね?
「うん」
⇒次のページへ
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…