「カツ コツ カツ コツ」


自転車をこいでないのに

なぜかあの音がする。


「なんでだ!?」


よく音を聞いてみると、



人の足音に聞こえた。


後ろを振り返ってみても誰もいない。


まわりを見渡しても

歩いている人影さえなかった。


「  ・・・  」


足音が止まったようだった。



そしたら次の瞬間。


「カツコツカツコツカツコツカツコツ」


走ってくる!?


そう。


だんだん近づいてくるのだ!