「うわあああっ!兄ちゃん寝んの!?」
なぜか絶叫しながらずささーっと遠ざかった拓。
え、すげー離れたとこに拓がいるんだけど。
「やっぱ彼女の件はいいや!俺、今超可愛い彼女いるし!」
なんて言いながら拓は部屋を出ていった。
……つか、彼女いんのかよ。
だったら、頼みになんて来んなよな……。
「ふわあ……」
あくびをしながら考えるのは、今日ショッピングセンターで市原さんと話したこと。
つい……ふたりでいたくて手握っちまったんだよな。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…