「ちっさいって、言うな‼︎」

「えー?悠里、ちっさいやん。」


また、ゲラゲラと笑う、篠崎 諄。
あー、イラつく‼︎
何やねん、こいつっ。


「ちっさくない‼︎お前が、異常にデカイねん‼︎この、巨人!」


私、愛藤 悠里と、篠崎 諄は、敵対している。
始まりは、そう、些細な事だった。