その机には、篠崎が居たのだ。



何でおんねん………‼︎



「ちょっと。」


篠崎に向かって、明らかに不機嫌な態度で声をかける、悠里。



「おー‼︎悠里やん。やっと来たか‼︎待っとったで。」



「はぁ⁈待っとった⁈うち、凛とそこで勉強すんねんけど?どいてくれます⁇」


悠里がそう言うと、篠崎は、きょとん、とした顔で、

「あれ?園田から、聞いてへんの?」