「ここだよ、バカ‼︎お前の前に、居るだろ‼︎アホか‼︎」


そう、あいつに、叫ぶ私。
自分の耳が、キーン、とする位、大きな声で。

「お?そんな所におったんか。ごめんごめん。ちっさすぎて、見えへんかったわ。」


ゲラゲラと、笑いながら、私を見下ろす、篠崎 諄。
くそ。ムカつく‼︎