「朝だよ」


そう起こすゆうは昨日の面影なんてなかった

「休みだしどっか行くか」


「そうだね」


そんなとき突然あたしの携帯が鳴りだした

『着信さよ』


さよからなんて久しぶりだった


「もしもし」


電話からは泣き声

「さょ?」


「あ、たしもうだめかも」


「だめって?」


泣き声ばかりが聞こえる

「今どこ?」


「お店の近くの公園」
「公園??今行くね」

そう言うと電話をきった

さよからは相談とかされたことはなかった

それだけに今の電話は驚いた