混んでいたので終わった時間もいつもより30分遅かった

「今日はごめんね」

「全然大丈夫ですよ」
あたしは急いで帰ろうと携帯を開いた

不在着信 3件

見て見るとどれも同じ番号からだったが見覚えのないものだった

間違え電話かな?
そう思い対して気に止めなかった

「ただいま」

いつも通り家に帰ったが何かがたりなかった
みかだ!

いつも迎えてくれたみかがいないんだ

何か嫌な予感がした

今までこんなこと1度もなかった

『♪~♪♪』

家の電話が鳴り出した
何だかこの電話に出てはいけないような気がした

「もしもし」

『佐藤みかさんの家族の方ですか?』

「はい、そうですけど」

『こちらB病院のものですけど』

きっと嫌な予感は的中だろう

「妹がどうかしたんですか?」

恐る恐る聞いてみた

『1時間程前事故でこちらに、携帯にもご連絡したのですが』

みかが事故?

「それで妹、みかはみかは無事なんですよね」

『今意識不明の重体で非常に危険な状態です』

嘘でしょ?

重体なんて

確認も含めてB病院へ向かった