「じゃあ行って来るね」

「いってら」

あたしは書いてあった通りの道を進んだ


「あった!」

場所は家からあんまり遠くなくて電車で1駅いった後に徒歩5分ぐらいだった


「こんにちは、あの」
「もしかしてゆきちゃん?」

「はい」

迎えてくれたのは優しそうなおばさんだった
「こっちこっち」

奥の休憩スペースみたいなとこに通された

「面接っても大した事しないから」

「あっこれ履歴書です」

おばさんは受け取るとざっと目を通してこちらを見た

「ゆきちゃん明日からはいれる?」

「大丈夫です」

「じゃあ明日からよろしくね」

これって合格ってことだよね

「これ一応制服」

「あっはい」

どうやらおばさんは作る方をやるらしくあたしはレジ担当になった