「ゆうちゃんと学校行ってる?」

あたしたちが会うのはあたしのバイトの後

だから夜結構遅い



昼間ゆうが何してるか知りたいんだ



「行ってるよ最近はね」


安心感とそして1つの不安



学校で告られたりとかしないのかな



不安になるのはあたしだけなのかな



「今学校で告られたりしないのかなとか思っただろ」

「えっ」

「俺にはゆきしかいないから」

「うん」


その言葉に嘘はないよね



あたしの頬を涙が濡らしていった

「何で泣くかな」

「嬉しいから」

そういうあたしを強く抱き締めてくれた