でもそんなあたしを1番支えてくれたのは妹のみかだと思う

みかはあたしの4つ下でまだ高校生だった

バイトて疲れたときもいつも優しい笑顔で迎えてくれた

あたしの生きがいといってもままならない程だろう



彼氏はいないけど大学には友達もいた

きっとあたしは今幸せなんだろうなと思う

何気ないことが幸せって言うしね


「お疲れ様、ゆきちゃん。」

「はい」

ここで働き初めて3年ぐらいだが店長も優しいし先輩も優しいのでなかなかいいところなんだと思う

「寒っ」

外は冬とだけあってさすがに寒かった

バイト場所のここは大学の近くにあるので家までは駅6つ分ある

しかもここから駅までは30分ぐらいかかるので冬は地獄ロードと呼ばれている

「よしっ!」

あたしは気合いを入れると地獄ロードを走った