「怖かった」

「そんなに怖かったか?」

「うん、超怖かった」
終わってホッとした感じがした

「昼でも食べる?」

「何食べるの?」

「ゆき何か作れる?」
「う~ん簡単なやつなら」

「じゃあ作って」

「味に保証は無いからね」

「はーい」

えっと材料は

鳥肉と野菜がいろいろと

よしっ、唐揚げにしよっ!

唐揚げはあたしの十八番

みかが大好きだった…
涙が出てきた

もうみかがいなくなってから1週間以上たつのに

時間はあたしを癒してはくれないんだね

「ゆき?」

ゆうが泣いているあたしに気付いてキッチンにきてくれた

「ゆか、大丈夫?」

「ごめんね、ゆぅ」

ゆうはあたしを力強く抱き締めてくれた

「泣いていいよ、俺の前では」

あたしって泣き虫だねゆうといるときは泣いてばかりだよね

あたしの方が年上なのに