「また会えるかな?」
「会いたい?」

「うん」

ゆうと一緒にいると何か安心できるんだ

「ここにきたら会えるよ」

「本当?」

「うん」

あたしの方が年上なのにゆうの方がなんか大人っぽかった

「送ってくよ」

「うん」

マンガとかだと断ってたりしてるけどあたしは断ったりなんかしなかった

だって1人は怖いから
淋しいんだ1人って

「家どこ?」

「向こう」

あたしの家までは近いのですぐについた

「じゃあ」

「ゆう」

「ん?」

「ごめん、何でもない」

本当は帰らないでって言いたかったんだ

もっとゆうといたかったんだ

きっとあたしは淋しかったんだ1人で