「ゆうは何で死のおと思ったの?」

するとゆうはゆっくり話始めた

「俺にも妹がいたんだ」

妹…

「小さい頃から体が弱くて俺がずっと面倒みてきたんだ」

何かあたしと似てる

「そのひ妹は体調が悪かったんだけど気付かなくてさ、そのまま階段から倒れて落ちて。うちどころが悪くて即死」

即死

ゆうも妹が死んだの?
「妹が死んだのは俺のせいだからそれを償うんだ」

「ゆうのせいなんかじゃないよ」

勝手に口から出ていた
「でもまさかここで会うとはな」

「本当だよね」

「これも何かの縁ということかな」

なんかまたゆうに会えてよかったような気がする

「何かもうちょっと生きてようかな」

「何か俺もそう思う」
「ゆうって高校生?」
「そうだけどゆきは?高校生?」

「大学生だけど」

「嘘っ年上?俺てっきり下だと」

「これでも年上だけど」

「忘れないでおくよ」
「何それ」

「でも本当また会えてよかった」

「あたしも」

心から言った

話てるうちに辺りは暗くなっていた

「帰んなくていいの?」

「俺は大丈夫だけどゆきは?」

「大丈夫」

あたしはもっとゆうと一緒にいたいから