景色も見慣れたものからどんどん見慣れないものになっていった


自転車が進んで行く

止まった先は


「海だ」


綺麗な砂浜
透き通った水

冬とは思えない程だった


「バレンタインのお礼」


「綺麗ぃ、ありがと」

ゆうの頬に軽くキスをした


あたしたちの愛を海に見てもらいたかったのかな