入学から２、３ヶ月経った頃みんなも騒がしくなってきた。

とても楽しい子や少し暗めな子。　　やはりグループに分かれてしまった。

私や蒼、里香は目立っているグループになった。

そしてそんなんだから噂という噂が流れている。

そんな噂が流れ始めた頃、ひとつの噂を耳にした

その噂とは、「学校１のイケメンが１年にいる」とのこと。

イケメンに目がない私や里香はいち早く彼のもとへと見に行った

するとそこには信じがたい事実があった・・・。






『彼』がいたのだ。　　そう・・・アユトが。

私は胸の鼓動を沈ませながら落ち着いて里香に「帰ろう」といった。

なぜかあってはいけないような気がしたから

というよりも『会いあたくなかった』と言った方がいいのかな？

あの日からアユトのことを忘れた時はなかった