「あっつーいっ」  私の隣で1人の女子が言った。

永田 亜紗美。 この学校で1、2を争う美人だ。 それとともに私の親友。

それに比べて私は目立っている方ではいるけれど特別美人というわけではない。

つまり、ごく普通の少し童顔な中学生ってとこ。

そんな私にも「告白」は何回かされたことがある。 その何回かの一回の告白が

私の人生を変えた・・・。






あれは・・・中2の時だったかな。 いつものように部活が終わって亜紗美と帰っていた。

すると突然、学年の不良でもあるあたしの好きな人から告われた

突然のことだった・・・。 あとから事情を聞くと亜紗美も知っていたみたい

私たちを気遣っていつの間にか先に帰っていた・・・

しばらく沈黙が続いたあとようやく彼が口を開いた

「急にごめんな、でも好きだったんだ。 お前に他の好きな奴がいるなら応援するから」

そう言って去ってしまった・・・。