「私は猫派だな!可愛いしー♪いやー近所に猫が一杯いたから猫に困ることはまずなかったね」






…またまた無言。

はぁ…。
やっぱりつまんなかったか…



「つきました」



えぇーっと無視!?

まぁいいけど!!!!!

私たちの目の前にある建物こそ
多分寮なのだが…


執事の・・・なんとかくんが
指をさしていたのは
まるで外国風のお屋敷。
今にも貴族が出てきそう。



重たい扉を開けると
(正式には執事が開けた)
大きな広間があった。
奥にロビーがあり
まるでホテルのようだった。

「あ、あの…今日始めて来た白樺…」

「白樺様ですね。存じております。これが部屋の鍵です。一応合鍵はありますけどどうします?自分で保管しますか?それともこちらで」


どうしよう。
自分で保管したいけど

失くしたときに入れなく
なったら困るし・・・