｢この学校には普通科と執事科の二つの学科があって、確かに普通科には女子しか入れないけど執事科は男子しか入れない為に特別共学校とされているんですよ？｣
へぇーそうだっけ？
まぁ、いいや…
｢へぇー！じゃあ榊原くんは執事科に通うこの学校の生徒なんだ！｣
｢そうなりますね。ちなみに私もあなたと同じ１年生ですよ？重そうですね、荷物持ちます｣
そう言うと榊原くんは
ひょいと荷物を
持ち上げて歩きだした。
さすが執事!!!!!
っあ！そういえば私の名前
言ってなかった！
｢同級生だね！よろしく！私の名前言ってなかったね！私の名前は…｢白樺 瑠菜ｰｼﾗｶﾊﾞ ﾙﾅｰ様、ですよね？｣
｢なんで私の名前を…？｣
