悩んでても仕方ない
んだけどな


「燐斗くん…?あー!やっぱり燐斗くんだ!」


声がした方に振り向くと


「白蘭様ではないですか。おはようございます。いつもお嬢様がお世話になっております」


「燐斗くんさ。同じ幼稚園でしょ!入学式の時にどこかでみたことあるような気がしてたの!」


「すみません。覚えていません」