「あぁ…」


私は声がした方に振り返ると







燐斗がいた





とても気まずい…

でも謝らなきゃ…!


私は勢いよく頭を下げて

「「ごめんなさい」」


へ?


「なんでお前が謝るんだよ!」


「それは私の台詞!!!!!だって勝手に私が一人で行っちゃったから…。めっちゃ迷惑かけたし…」


「お前が謝ることじゃない。これは俺が悪いんだ。お前も来たばっかりで動揺してるのは分かるんだけど…」




そう言うと燐斗は
すーっと息を吸って


「俺、女の子に慣れてねぇーんだよ…」