『ははっ、焦りすぎだろ』



「ご、ごめん…」




でもそれだけ悠弥が恋しかったんだもん…。





『それより…荷物まとめて…出てこれない?』





「え…?荷物まとめて…って」





いえ…





『家出。してこいよ。俺ん家来い。絶対守ってやるから』





「で、でも…!!」




そんな…家出なんて…。


でも、そうすれば悠弥いれる…。




どうしよう…。