その日の夜あたしは部屋にこもり泣き続けた。


声を殺して。




泣いたって意味ないってわかってるけど…。





「どうしても泣いちゃうよ…っひく」




もうどうしたら…





「ゆー…やぁー…」




その時。




―――プルルルル




「電話…。あ…!悠弥っ!!」



急いで出る。




「も、もしもし!!」