「……ねぇ、近いってば」



「しょうがねぇだろー、広くないんだから」



「それはそうだけど…」



そう、今湯船の中です。

しょうがなく…というか悠弥がしつこすぎるから…入ることになりまして。


やっぱり二人は狭い。


密着しすぎて心臓バクバクするし!!
恥ずかしいし!


ある意味拷問!!



「上がってもいい?」



「だーめ。密着してんだからこのまんま」



「恥ずかしいんですけど…」



ホント心臓もたない。



「ねぇ、出てもいい?」



「ダメって言ってんじゃん」




こんなやりとりが30分…続いたわけです。