【愛梨side】

「なんでそう思うわけ?」


「それは…」


それは…あの時悠弥が黙るから…何も言ってくれないから…迷惑だったのかと思った…なんて恥ずかしくて言えない…。


でもそんなんじゃダメだよね。
ちゃんと言葉にしなくちゃ。


「あたしね、ずっと不安だった。悠弥に好きって言われても自信もてなくていつも不安で…。でもね、さっきの言葉嬉しかった。だから…もしさっきの言葉取り消して?あたし…悠弥のこと大好きで仕方ないみたいなの」


正直なキモチ言った!!
これがあたしの本音。


ビクビクして俯いているといきなり抱きしめられた。