やっと放課後になり、あたしは昇降口へ急ぐ。
でも既に悠弥がいてびっくり…。

「は、はやいね…」


「あ、あぁ。まぁな」


「あの…カフェ…行こっか」


「おう」


はぁーー、緊張するよー!!


「こないだは助けてくれてありがとう」


「いや、別に…。ホント愛梨が無事でよかったよ」


キュン。


お、落ち着けあたし!!
このままじゃ告白できないでしょ!!


「ここだろ?入ろうぜ」


「あ、うん」

いつの間にかカフェに着いていた。


「あ、何食べる…?」


「愛梨は?」


「あたしはカフェオレだけでいいや…」


「じゃぁ、俺コーヒーでいいや。すいませーん、カフェオレとコーヒーお願いします」


「かしこまりました」


今、言うべき!?


「あの……悠弥に言いたいことがあって…」


「飲みもん来てからにしようぜ」


そっ、そうだよね…。
焦るなあたし!!