「えっ!?ちょ、お前危ないって!!」


「平気だもん!!ついてくんな!!」


「そういうわけにもいかねぇだろ!!」

も〜〜〜〜!!
なんっでついてくんのよ!!


あたしはひたすらダッシュする。

持久走なら負けないんだからっ!!


しばらく走り後ろを振り返ると…。


「いない…。諦めたか」


追いかけてこないとショックなんて…。
意味わかんない。


「ねぇねぇ、きみかわいーね♪」

「俺らと遊びに行かない?」


だ、誰だよ!!絡んでくんなー!!


「あの、結構です」


「そう言わずにさぁ〜…ね?」

「じゃぁ、あそこで休んでかない?」


男が指差した方向…。
それは…『ラブホ』…。

これは逃げなきゃまずい。

しかし男の力に勝てるはずもなく…。

「じゃぁ、行こっか♪」

そう言いながら…お尻を触ってきた男たち。


「やっ…っ!!」