すると今度は愛梨からの逆襲なのか…








「好きだよ」






そう言ったあと頬に軽くキスをしてきた。








予想外の行動に俺が真っ赤になって動揺してしまったのは言うまでもない。







「からかってきたお返しだからね♪」








「…ばーか」








「ふふっ、悠弥顔真っ赤!」







「うっせ!」








お互い顔を合わせて笑い、窓から優しい風が吹き抜ける。







そんな心地良い空気の中で、どちらからともなく、そっと唇を重ねた。








将来の約束を信じて―……。

















END.