「そんなこと言ったってあなたはまだ高校生でしょ？一人じゃ無理よ…それにこんなことして意味あるの？」






「そ、それは…」






確かに愛梨の母さんの言う通りかもしれない。





俺はこんなことさせてよかったのか？




間違っていたんじゃないのか？










「すみませんでした!!愛梨は悪くないんです。俺が勝手に言い出したことで…だから愛梨のこと責めないでやってください!!」





「悠弥のせいじゃないよ!!元はといえばあたしが…」







「愛梨と悠弥くんは…ホントに仲良しなのね…。……わかったわ。好きになさい。あなたの気が済むまでそうしてなさい、お父さんにはあたしがなんとか言っとくから」






「お母さんありがとう…ごめんね」