「確かに今のお前では力不足かもしれん。だがな、東峰院家へ行けば、今以上に修行もできる。それにな・・・
桜の行方もわかるかもしれん」

自分の力が高まれば、大切な人たちを守ることができる。

そして、東峰院家へ行けば桜の居場所も何かわかるかもしれない。

それが決め手だったのかもしれない。

自分の意思ではないけれど、そうしなければいけないのだ。

でなければ桜に顔向けができないのだから。