「ねぇ、海。覚えてる? この札を・・・お母様がくれたものよ?」
「・・・・・・・・・」
「本来なら、貴方がこの札を使うのが、正しいのかもしれないわね・・・」
「俺にそんな資格はない。・・・・それで、決着でもつけるつもりか?そんな強大な力をもった札を使えば・・・お前の命も危ないんだぞ?」
「私は・・・こんなものを使わなければ、海に勝てないのよ・・・ それがよく分かったわ・・・」
だから、お母様・・・弱い私に力をお貸しください。
「これが、今生の別れ・・・か」
海が呟く。
「いくわよ・・・海」
さよなら
円様・・・
菖蒲様・・・・
たった一人の大事な弟・・・・ 海・・・・・
『我に流れる陰の力を以て命ず。すべてを浄化せよっ!』
「・・・・・・・・・」
「本来なら、貴方がこの札を使うのが、正しいのかもしれないわね・・・」
「俺にそんな資格はない。・・・・それで、決着でもつけるつもりか?そんな強大な力をもった札を使えば・・・お前の命も危ないんだぞ?」
「私は・・・こんなものを使わなければ、海に勝てないのよ・・・ それがよく分かったわ・・・」
だから、お母様・・・弱い私に力をお貸しください。
「これが、今生の別れ・・・か」
海が呟く。
「いくわよ・・・海」
さよなら
円様・・・
菖蒲様・・・・
たった一人の大事な弟・・・・ 海・・・・・
『我に流れる陰の力を以て命ず。すべてを浄化せよっ!』