封印が解けたことを伝えようとするけれど、凪によってそれは阻止された。


 それが意味することは、凪たちはもう知っているということだ。


「うん、分かってる。今一度、封印するためには、君の力が必要なんだ。それと・・・円の力も」


「あたしと円でもう一度、九尾を封印します。それには円を助け出さないといけません。あたしは東峰院家に・・・」


「やっぱり言うと思った。 僕も着いていくよ。君を守るのも西園寺家当主の役目だ」


”ありがとうございます”伝える。


”やっぱり”というというだけあって、準備は済ませてあるらしい。