「いつも願ってたよ。平穏な日常がいつまでも続くようにって・・・」


「辛かったでしょう?でも、もう十分だと思います。
凪さんも円も、幸せになる権利はいくらでもあるんだから・・・」


「・・・っ!ーーーー
君は本当に強いね。円もそうだけど、いつも欲しい言葉を僕にくれるんだ」


「強くなんかありません。けど、強くありたいって、そう思ってます・・・」


そう力強く瞳を輝かせる菖蒲。