この家のお風呂といえば、ヒノキで出来ていて、一人で入る
のが勿体無いくらいの大きなお風呂だった。


しいて言えば、温泉みたいなお風呂。

中から見える景色は一面が森に囲まれていて、今まさにこの世界に九尾なんていう大妖怪が復活しようとしているなんて、ただの御伽噺のように思えてくる。


「・・・円は、元気かな・・・」