「あっつ!!!なにするのさっ!ただの冗談だろ?冗談も通じないやつは菖蒲ちゃんに嫌われるよっ!」

「女ったらしにはいい薬だろ?」

これから、菖蒲に呪を欠けたものと一戦交えようとしているはずの二人なのに、この和やかな雰囲気はなんなのだろう。

やはりこういうことには慣れている分、余裕なのだろう。

「菖蒲様」

「海?どうしたの?」