神様...めんどくさいと言った私への罰ですか...？

それとも試練...!!

私がため息をつくと

「でも、いいじゃん？相手あの三縞だよ。逆に嬉しくない??」


「え？三縞くんかぁ。彼女いるし、気にしたことないなぁ...」

三縞貴樹-misima takaki-。

風真と並ぶくらいかっこよくて、クールで優しい感じの人。

黒髪の風真とは違い、少し茶色がかってるかな。


背も高いし、女子にも人気者。


私は、風真しか見てなかったけど..この人はかっこいいし何かと目に入った。


「はぁ...本当早川一筋だよねー。三縞のことさえ、気にしないなんて！！」

「ご、ごめん...？かっこいいとは思うょ!?」


うん、これは本当...です。


でも、私は、風真しか...


「わかってる！わかってる！芹の気持ちは痛い程わかってるつもり！！大丈夫だよ、私はいつでもあんたの味方だから」


「あ、りがとうねっ!!りっちゃんっ...」


私、いい友達持ったと思う。