「学級委員!篠宮さんで賛成な人手ェあげてー」


え?


「「「はぁーい!♪」」」


みんなして、返事してる。


学級委員って...え?え?


「そーゆーことでー...篠宮、頼める?」


みんながみんなして私に向けての期待の眼差し....。


うう....これは....

「はい、まかせてください...」


断れない....


「どんまい」


そう言ってりっちゃんが私の肩を叩く。

私は、同時に気分が沈んだ。






「なんで私なのーーーーーーーーッ!!!」


空に、どでかい声がこだまする。


「しょうがないじゃん、芹、みんなから好かれてるし...信頼もあるし!」

「そ、それはありがたいけど...」


でも、やっぱ、学級委員は何かと面倒...


今回は修学旅行やら...文化祭もあることだし...。