「学級委員!篠宮さんで賛成な人手ェあげてー」
え?
「「「はぁーい!♪」」」
みんなして、返事してる。
学級委員って...え?え?
「そーゆーことでー...篠宮、頼める?」
みんながみんなして私に向けての期待の眼差し....。
うう....これは....
「はい、まかせてください...」
断れない....
「どんまい」
そう言ってりっちゃんが私の肩を叩く。
私は、同時に気分が沈んだ。
■
「なんで私なのーーーーーーーーッ!!!」
空に、どでかい声がこだまする。
「しょうがないじゃん、芹、みんなから好かれてるし...信頼もあるし!」
「そ、それはありがたいけど...」
でも、やっぱ、学級委員は何かと面倒...
今回は修学旅行やら...文化祭もあることだし...。