「可菜子ちゃん、鞠ちゃん。一緒の班になろうよ」


鞠の机で話していると未緒がやって来た


「いいよー♪あと1人どうする?」
「未緒、友達出来たから一緒に組んだら4人になるよ♪」
「じゃあ、お友達呼んでおいで」
「はいはーい♪」



未緒が離れると、黙っていた鞠が口を開いた
「未緒、友達出来たみたいね」
「ほんと、未緒は元気じゃなきゃ」
「あの時と比べると見違えるくらい明るくなった」