キミは言った

『ごめん…』って

今にもキミはくずれてしまいそうだった

弱々しい声…


『守ってやれなくて…ごめん…』

キミの肩が震えてた

こんな弱々しいキミをみたのは初めてだよ…


『あたしの方こそ…ごめんなさい…他の人とキスしちゃった……怖かった…』


あたしはキミに抱き付いて一緒に泣いた


『ごめんなぁ…怖い思いさせちまって…ほんと…ごめ…ん』

『うぅん…あたしが悪いの…ごめんね…』


あたしたちはそれからずっと泣いて…

泣きながらキスをした

あったかくて

おちつくキス…

悲しみがうすれていく

このままずっとはなさないで…