抵抗しなくなったあたしに

男は舌をいれてきた


(きもちわるいよ…助けて…)


そんなこと思ってもここ体育倉庫…


人がくるはずなかった


男はあたしの制服のボタンに手をかけた


両手をおさえられてしまったあたしは抵抗することができなかった


そのとき…


『おーい!いねぇのかぁ?ったくどこいったんだよ』

キミの声がした

体育倉庫の前を通り過ぎようとしてる

声もでない…

手もつかえない…

でも…まだあたしには足がある


あたしはがんばって体育倉庫のドアをけった

ドン!ドン!ドン!

お願い気付いて!!


「大人しくしてろ!」


足も動かせなくなった